砂壁を珪藻土に変身

会社からもらった一週間の夏休み。奥さんは旅行で俺はお留守番。やったぜ、羽を伸ばすか。。。
しかし、奥さんの残した宿題は、2階寝室の砂壁を珪藻土壁に塗り替えること。砂壁が古くなって部分的に禿げてきたのと、色が暗いので白系にしたいので、この2~3年「珪藻土に変えて!」と要求が高まっていた。今年はとうとう交わしきれず、決行となった。何年か前に茶の間をやって上手くできたので、2階は1人でやることになった。「旅行中にやっておいてネ!」「はい、行ってらっしゃい」。俺の夏休みはどこへ。。。
細かいノウハウもあるので、ここに書きとめておくことにする。

画像まずは時期だが、やはり夏が最適だ。珪藻土が乾くまで独特な匂いがでるので窓全開にしたいし、渇きが早いからだ。汗だくになるが、仕方ない。そして、これらが今回の出演者だ。1日では無理で、実は1ヶ月ほど前から準備した。7月後半に材料を購入。珪藻土以外は数年前の余り。年数たっても大丈夫そうだ!珪藻土は様々な色があるので購入の時は色番号を間違えないように気をつける。今回は前回の余りに合わせ、フジワラ化学株式会社の51番を購入。この番号が真っ白な壁になって綺麗だ。茶の間も白い色のままで綺麗だから気に入っている。なので同じにすることにした。店の棚にあった3箱を全部ご購入。3~4箱分のダンボール詰めがあると良かったが無かった。コテは樹脂製の弾力のある素人向けの製品(安物)。結構これが使いやすい。バケツはフタの閉まるのが良い。珪藻土は渇きが早いが、フタがあれば1週間置いても大丈夫だ。さあ、開始。

画像塗装や左官で重要なのが、マスキングと下地処理。コテさばきで際を綺麗に仕上げることはプロでも難しい。珪藻土が盛られる1~2mmを目安に壁面から距離を開けてマスキングする。砂壁にうねりもあるので、最終壁面を意識しながら、ゆっくり時間をかけて丁寧にやることが肝心だ。ここで手を抜くと剥がす時に苦労するし、際が綺麗に行かない。出来るだけ幅広(20mm以上)のマスキングテープで精度を出し、ガムテープ(ビニール型の剥がし易いやつ)、新聞紙とつなげて面積を稼ぐ。結構飛び散るので、最低でも壁から1mくらいば新聞紙を敷いておいた方が良い。それと外せる部品は出来るだけ外すこと。コンセント等はカバーが外れるはずだから外すことだ!

画像そして下地処理。砂壁はもろいため、表面の砂に珪藻土を固着させてもすぐ砂ごと剥がれてしまう。砂壁の奥まで樹脂を染み込ませて、砂壁自体を固形化させてしまう下処理が必要だ。アクドメールと言う製品だが、これで砂壁を固形化すると同時に珪藻土に砂壁の色がにじみ出るのを防止する。樹脂が砂の表面だけで固まると結局その下の砂が剥がれてしまうため、下地に充分に染み渡るよう、素人は規定より薄めに希釈した方が良い。説明書では2倍とあるが、3倍程度に希釈。壁に充分しみこむ様にたっぷりと塗布する。この時濡れた砂がダマになって盛り上がったり落ちてしまうため、こすらないようにしないと駄目だ。もし1mm以上盛り上がったら次に塗る前にカッターなどで出っ張りを削ること。珪藻土を塗るときに突起が目立って汚くなってしまうからだ。充分に乾かすため1週間おきに2~3回実施する。今回は、2週・1週前の2回実施したが、少し濃い目にして3回目をやったほうがよかったかも知れない。後で珪藻土塗りながら、少し砂が落ちる部分があった。

画像珪藻土の塗りは意外と簡単。隙間が無いように塗りたくる。メーカの想定は1回塗りのようだが、やはり素人は2回塗りを勧める。際の辺りに気を取られたり、ムラができたり、1度で綺麗に仕上げるのは難しい。珪藻土は部分上塗りしても境目が目立たないから、最初は見栄え気にせず取り敢えず塗りきる事に専念した方が良い。この時、薄く延ばしてしまうと下地が見えてしまって2回目が大変になるから、1mm以上「盛る」感じで塗った方が良い(ペンキとは違う)。土も柔らかめにこねた方が塗りやすい。規定では水2400ccとあったが、2600~2700ccは入れた。土をこねた後30分ほど寝かせるが、どうしてもダマができてしまう。塗るとき、壁の中ほどでダマを潰しながら必要な場所に塗るようにする。特に際などはダマの無くなった土をこそいで持って行く感じだ。あとはビール片手に塗りまくる

画像2回目は表面作りに専念する。こんな風に下の砂壁があちらこちらに見えている。そこに再度盛りつける。また、1回目の塗布が乾くと、薄いところは砂の凹凸に合わせて細かくでこぼこが見えてくる。そういう所も上から上塗りする。

画像結局は8~9割は塗り直しが必要な感じだったが、これで全面真っ白な珪藻土の壁ができあがった。プロの珪藻土塗りは、わざと「塗った文様」を付けるが、素人はそこまでしなくて良い。何故なら、均一に塗っても自然と文様ができる(てしまう)からだ。が、これも味だ

画像最後はマスキングを外して、コンセントカバーなどを取り付けて終わり。珪藻土が周りに付着してしまった場合、軽く絞った雑巾で拭けば綺麗に取れる。また、突起みたいに出た珪藻土はカッターで簡単にそぎ落とせる。気になったら後で小まめにやればよい。
今回は、下地処理2回、珪藻土2回と4週に渡る、約1ヶ月の作業となった。狭い寝室だが、新聞紙取り払ったときは白い壁が目に飛び込み、「広い」「明るい」と感激した。壁が白くなって気持ちよいし、調湿効果もあるから、自宅DIYお勧めだ
おっ、奥さん帰宅。んで、「まあ、明るくなって気持ちいい」。お、おい、それだけか

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